ドイツ短期親子サッカー留学/小学生サッカーキャンプ ワールドカップ第3戦ポーランドと対戦後の選手コメント①
スポーツナビさんより第3戦ポーランド代表と対戦後の選手一人一人のコメントを見つけました。ブーイングの中の最後のパス回し選手達はどんな思いだったのか…
7歳の我が家のサッカー少年とこの状況について話していました。息子はパス回しの中でチャンスがあれば攻めるだろうし今はイエローカードを貰わず決勝リーグに進むことが大事と…。結果が全てと…
7歳なりに考えてるなぁ…
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
「自分たちが勝ち取った結果として受け止めたい」
まずゲームプランとして、自分たちは引き分けや負けを想定していたわけではなく、勝ちにいくということはハッキリしていました。ゲームが進んでいって、先制点を取られて、もちろん自分たちが行かなくてはいけなくなって、他会場の結果でコロンビアが先制したという情報も入ってきていた。そこで自分が(後半37分に)投入される意味というのは理解しなければいけなかったし、それも1つ、中でプレーしていた選手たちへのメッセージになったと思います。
こういう状況なら監督が決断しなければいけないし、このままでいく、そしてイエローカードを受けないということだったので、それを選手たちに伝えた。この世界は結局、結果なので、もちろんさまざまな議論はあると思いますけれど、これはしっかりと自分たちが勝ち取った結果として受け止めたいと思います。
(ベンチで本田圭佑や香川真司といろいろ話をしていたように見えたが)選手たちとは自分たちが今どういう状況にあるのかを確認し合ったり、先制された状況では点を取りにいかなければいけなかったので、攻撃の選手をアップさせると。コロンビアが1−0になったと聞いた時は、僕がアップに戻ったり、臨機応変に対応していたと思います。
(長友佑都に声をかけていた状況があったが)他会場の結果を伝えて、後ろはとにかく失点するな、あとはイエローカードに気を付けろと言いました。
(イエローカードについては事前のミーティングなどで伝えられていた?)伝えられてはいないですけれど、みんな把握していたので。テグさん(手倉森誠コーチ)かな、ケースによってはこういう状況もあるという話はしていました。(長友には監督の指示があって伝えにいった?)そういうことではないです。中の選手もけっこう気になっていたので。
今日の選手たちは、もちろん難しい部分はあったと思いますけれど、ああいう状況では曖昧にするのが一番よくない。あの時間帯はカウンターでかなり危ない場面を作られていたので、自分たちがあそこで取りにいってカウンターでやられかねないというのはありました。もちろん、最後に他会場で(終了の)笛が鳴るまで、リスクがあるものではあったと思いますが、それを相対的に判断して決断したのは監督。それが結果につながった。中にいる選手には、僕が中に入った時点で伝えて、とにかくこれでやるんだというのはハッキリしていたと思います。
(そのやり方でいける自信があった?)僕にとっても初めてのケースだったし、本当に誰かが試合の中で決断しないといけない。それが監督で、それをしただけだったと思います。もちろん僕が出ていた時に、セネガルがもし追いついたら言ってくれとは伝えてあったので、そうしたらもちろん(点を取りに)いくのもハッキリしていました。
(選手同士の議論は?)終わってから話をしましたが、この世界は結果論なので。リスクは間違いなくあったというのは、選手も終わって感じていた部分です。でも勝負に徹したというか、もちろんこれでセネガルが追いついていたら批判された試合の運び方だったと思いますし、サッカーの世界ではいろいろな議論があると思いますけども、真実は結果の中にしかない気がします。
(このままでいいというメッセージを伝えた?)僕を入れる時点でそういうメッセージが込められていたと思います。入る前に中に伝えることも監督に確認して入りました。中の選手も交代で感じ取ったと思います。勝負の運を引き寄せている監督かなと、ここまでやっていて感じます。
(先発が6人代わったが?)6人代えるのは勇気のいることだったと思います。前線の選手は前からの守備で疲弊していたと思うので、誰が出るか分からないですけれど、(16強に)フレッシュな状態で臨めるのは大きい。選手自身もこのチームはガーナ戦、スイス戦、パラグアイ戦とやってきて、誰が出てもお互いを信頼しているので、そういう部分では今日みんな気持ちよくピッチに送り出しましたし、信頼はすごく強かった。今日は負けましたけれど、この(グループリーグ突破という)結果はすごくチームにとって大きなものになると思います。
(今日のメンバーでいくと分かったのは?)2日前のトレーニングで分かっていました。(驚きは?)もちろん選手の中には、「代えるの?」という声もありました。でも結局、先ほど話したように、この流れを作ったのはパラグアイ戦に出た選手たちだと思うし、そういう選手たちが今日の試合に多く出た。そういう意味ではチームの中でのお互いへの信頼感は間違いなくありました。
(この試合に先発したいという思いはあった?)僕個人の思いとしては、今日、万が一負けて敗退が決まっても、チームメートを信頼していたので、後悔は一切ないと試合前から思っていました。そう思わせてくれている仲間がいることは幸せだと思います。そういう意味では、次があるというのはよりうれしいものでもありますね。
(途中出場ならどういう状況だと言われていた?)言われてはいないですけれど、自分の中で準備していたのは、試合を終わらせるということ、それでしか僕は出ないと思っていた。同点だったり、リードしていたら出る可能性があるかなと思っていましたが、負けていて出るのはこういう形しかなかったかなと。
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